鹿島学園が7回コールドで水戸一を破り、21年ぶりの春季関東大会出場を決めた。
チームの主砲・中根健太郎内野手(3年)がバットで流れを引き寄せた。初回、2死二塁からスライダーを捉え先制の右越え2ランを放つと、打線は一気に活気づき、10安打9得点で圧倒した。「自分のスイングとか、やるべきことがしっかりできたのかな、と思います」と振り返ると、鈴木博識監督(73)も「初回で相手の出ばなをくじいた。中根が打つと活気が出ます」と、笑顔でたたえた。
ポイントは「脱力スイング」だ。「これまで自分がかえさないといけないという意識が強すぎて、長打を狙って力が入って全然打てなかった」。この冬は、置きティーでフォームを細かく確認。今大会はインパクトの瞬間に力が伝わる感覚をつかんだ。「飛距離も伸びた。やってきたことは正解だったな、と思っています」。
チームの目標は、関東大会出場と、昨秋、決勝で敗れた常総学院を倒すこと。6日、いよいよリベンジの時がくる。中根は「チーム一丸となって、茨城1位で関東大会に出場したいです」と、力強く話した。

