11年夏以来15年ぶり出場の帝京が、代名詞の逆転勝ちで華々しいスタートを切った。

終盤の鮮やかな逆転。金田優哉監督(40)は「昨年夏の日本一のチームということで、その日本一の投手が残っているということで、すごくディフェンス力のあるチームだというふうに思っています」と戦前予想の通り、チャンスは作るも7回まで無得点。今秋のドラフト上位候補に目される相手エース末吉にチャンスを作るも1本が遠かったが、8回は逃さなかった。

2つの失策と四球が絡んで無視満塁。木村が空振り三振に倒れて1死満塁となったが、5番蔦原が中堅越えの2点適時二塁打で逆転。一振りで試合をひっくり返した。

なおも攻撃の手を緩めず末吉をマウンドから引きずり降ろし、一挙4得点。ロースコアな展開に持ち込み、勝負どころを逃さずたたく。久々の甲子園でも、伝統の強打は健在。見事に昨夏王者を撃破した。

◆帝京の前回甲子園勝利 11年夏の1回戦で花巻東と対戦。7-7で迎えた7回表、2死一、三塁で4番松本剛(3年=現巨人)が花巻東の2番手大谷翔平(2年=現ドジャース)から右前へ勝ち越しの適時安打を放ち、8-7で勝った。大谷は打つ方で6回に同点の2点適時安打を放ったが、投げる方では甲子園初登板で初黒星となった。

◆帝京が初戦9連勝 帝京は森本稀哲(現日本ハムコーチ)らを擁した98年夏から、甲子園の初戦で春夏通算9連勝。継続中の学校では早実(10連勝中)に次ぎ、習志野(9連勝中)に並んだ。過去最長は明徳義塾の20連勝。

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