<高校野球和歌山大会>◇23日◇準々決勝

 6年連続の甲子園切符をねらう智弁和歌山が、4-2で箕島を下し、4強進出を決めた。智弁和歌山は、背番号「19」の蔭地野正起投手(1年)が先発。4回を無失点に抑え、先輩リリーフ陣につないだ。184センチの長身から投げ下ろす角度のあるストレート、カーブ、フォークの変化球をまじえ「今日はコントロールがよかった。緊張もしなかったし、普段通り投げられた」と話した。打線は後輩投手陣を援護しようと、主将の城山奨真中堅手(3年)の本塁打などで4点をあげた。