韓国の李大浩内野手(33)が、9回に逆転の2点適時打を放った。3点差から1点差に追いつき、なお無死満塁の場面で登場。4番手で登板した増井の136キロのフォークボールを左翼線へ運んだ。

 韓国ベンチはお祭り騒ぎとなって、李大浩は「同点になることだけ考えていた。飛んだコースがよかった。(打てて)気分がよかったよ。勝ててうれしい」と喜んだ。7回まで完全に封じ込められていた大谷には「最高の投手。日本にも韓国にも160キロを投げるのは、彼しかいない。短期決戦なので、最初から飛ばしてきたしね」と、評価していた。