オリックス神戸文也投手(25)が大阪市内で契約交渉に臨み、今季の440万円から560万円増の1000万円で更改した。育成3年目の今季に支配下登録され、9月2日ロッテ戦でプロ初ホールド。19試合で5ホールドを挙げた。

1軍デビューした今季の印象的なシーンには、西武山川から変化球で空振りを奪った場面を回想。「フォークで空振りを取って『あれっ!?』という顔をされたときと、まっすぐとフォークを続けてスライダーで空振りを取ったときにも『あれっ!?』という反応をされた。自分の中で『よしっ』て感じでした」と、球界屈指のスラッガーの反応を来季への自信にする。今秋のフェニックスリーグで、速球の最速は1キロ増の154キロに。速球、フォーク、スライダーを武器に、来季は「今年の倍以上の試合で投げてチームの勝利に貢献したいし、勝ちパターンにも入りたい」と目標を掲げた。