糸原に負けへんで! オリックス福田周平内野手が「出塁率4割」を目標に、プロ3年目となる2020年へのスタートを切った。

10月中旬に起こした右脇腹肉離れが治り、16日に大阪市のオセアンバファローズスタジアム舞洲でフリー打撃を再開。その際に「来年は出塁率4割を目指します。(167センチ、69キロの)小さな体でも強い球に打ち負けないように、強い体を作っていきたい」と明かした。

最近会食した明大の同期、阪神糸原の出塁率も刺激になった。福田の3割4分2厘に対し、糸原は3割5分3厘。福田自身が「四球を増やすことで相手投手に球数を投げさせることにもつながるし、ぼくにとっては一番チームに貢献できる成績」と重視する出塁率で、自身より高い数字を残した糸原の奮闘も20年への活力になった。今年はパ歴代8位の45試合連続出塁もマーク。きらりと光る貢献度を、来季はより高める。