日本ハムは26日、今季まで米大リーグのタイガースでプレーした右腕、ドリュー・バーヘイゲン投手(29)と契約合意したと発表した。

バーヘイゲンは12年ドラフト4巡目指名でタイガースに入団。身長198センチの長身で、メジャー通算127試合に登板し、10勝10敗、防御率は5・11だった。

球団を通じ「日本でプレーをするという素晴らしい機会をいただき、大変な喜びを感じています。日本の文化に関し、知人を通じ興味深い話をたくさん聞いており、今すぐにでもそちらに向かいチームメートに会い、北海道の空気に触れたい気持ちになりました。大勢のファイターズファンの前でマウンドに立つ光景を、今から思い描いています。感謝をいつまでも忘れることなく、チームの勝利に貢献するピッチングができるよう、精いっぱい頑張ります」とコメントした。

栗山監督は「チームが巻き返しを図る中、絶対的先発投手の獲得は欠かせませんでした。バーヘイゲン投手は来季もMLB球団でローテーション入りする予定であった実力派。数ある選択肢の中から、ファイターズの一員となる決断をしてくれたことを大変うれしく思います。最速158キロの速球、打者の胸元をえぐるシンカー、パワーカーブ、スライダー、チェンジアップとバランスのとれた投球スタイルに期待がふくらみます」と期待を込めた。