オリックス安達了一内野手(31)が大阪市内で契約交渉に臨み、現状維持の9000万円(金額は推定)で更改した。今年は出場56試合にとどまり、7年ぶりに100試合に届かず。「開幕直後は守備でやらかして、チームに迷惑をかけました」と悔しい思いで振り返った。

昨オフに3年契約を結び、来季は2年目。太田や宜保ら新戦力の台頭が望まれるチームながら「ショート安達」への首脳陣の信頼は変わらない。安達自身も「自分はショートしか考えていません。若手に負けるとは考えていないし、そう思ったらチームにとってもよくないこと」とショートで勝負する覚悟。年明けからは兵庫・淡路島で、シーズンへの準備に入る。