巨人陽岱鋼外野手(32)が26日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3億円でサインした。

今季は110試合に出場し、打率2割7分4厘、4本塁打、21打点。開幕戦は5番右翼で先発したが、シーズン中は途中出場が増え、打席数、本塁打数、打点は移籍3年目で最少だった。「僕にとって今年は悔しいシーズンでした。優勝できたことは素直にうれしいです。来年はリーグ優勝、そして日本シリーズの相手を倒して日本一になりたい」と言った。

オフはケガをしない体づくりをテーマに走り込み、柔軟性や体の可動域を広げることをテーマに取り組んでいく予定。台湾代表が出場の可能性を残す来夏の東京オリンピック(五輪)については「オリンピックは大きな大会。スポーツ選手の夢でもありますから、出たいなという気持ちはあります。今までいろいろな野球の大会は全部出たんですけど、あとはオリンピックだけですから」と話した。(金額は推定)