ロッテ佐々木朗希投手(19)が21日のDeNAとのオープン戦(横浜)でプロ初先発することが15日、正式決定した。

井口資仁監督(46)が「次回は日曜日に先発で2イニングを予定しています」と明言した。

最速163キロを誇る未来のエース候補は、12日の中日戦(ZOZOマリン)でプロ入り後初の実戦登板。中継ぎで1イニング、12球を投げて相手中軸を3者凡退に抑えた。直球の最速は153キロ。登板後のリカバリー具合にも問題なく、首脳陣が描いていたプラン通り、21日の登板が固まった。2イニング以上投げれば、大船渡高3年夏の岩手大会準決勝・一関工戦で2安打完封して以来、約1年8カ月ぶりとなる。

当日はチームの開幕前最後の実戦。節目の試合で初先発を任せることは、今季の1軍戦力と計算していることの表れでもある。指揮官も「2イニング、3イニングと伸ばしていけたら」と願い、開幕後は2軍で先発などで起用し、1軍公式戦デビューの時期を計っていく方針だ。佐々木朗は「次回登板ではこの前よりも長いイニングを投げることになると思うので、この前はできなかったようなことをいろいろ試していけたらいいなと思います」と見据えている。【金子真仁】

○…佐々木朗の「ビギニンググッズ」が発売される。Tシャツとフェースタオルが、球団オンラインストア限定で16日午前10時から受注販売される。オープン戦のプロ初登板を受けてのグッズ販売は球団初。佐々木朗は「ビックリしました。ありがたいことです。スタンドでファンの皆様がタオルを掲げている姿を想像すると今からうれしくなります」とコメントを寄せた。

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