日本プロ野球選手会は12日、ロッテ唐川侑己投手(31)が児童福祉施設への支援を決めたと発表した。

唐川は千葉・成田市出身で、昨冬の契約更改の席でも地域貢献への思いを口にしていた。今回は、日本プロ野球選手会の社会貢献活動の紹介により「社会福祉法人成田山福祉財団成田学園」「社会福祉法人天祐会 千葉みらい響の杜学園」に支援することが決まった。

今季はシーズン成績に応じた寄付と、ロッテ球団のグッズやお菓子をプレゼントする。来季以降は、新型コロナウイルス感染状況を鑑みながら、両学園の子どもたちをZOZOマリンへ招待することも決めた。

唐川は日本プロ野球選手会を通じ「コロナ禍で外出などが制限される中、自分が生まれ育ち今現在もプレーしている地元千葉に、プレー以外でも何か貢献できることを考えた時、どのような子どもたちにも夢や希望、そしてコロナ終息後の楽しみを少しでも増やしてもらえたらと思い、今回、2つの児童福祉施設にこの取り組みをさせていただくことにしました。まずはけがなくシーズンを戦い抜き、僕のプレーが子どもたちの楽しみの1つになれたらうれしいです」と思いを寄せた。