竜の借金が今季最多9に膨れ上がった。本拠地で防御率0・80を誇っていた先発柳裕也投手(27)が、毎回先頭打者を許して毎回失点する内容で、4回8安打5失点KO。4敗目を喫した。打線は一時2点差まで詰め寄ったが、2番手山本が2イニング目の6回に4点を失って主導権をヤクルトに渡した。

引き分けを挟んで今季2度目の4連敗。リーグ1位だったチーム防御率は3・22から3・30に悪化して2位に陥落した。与田監督は「就任してから、できる限りストライクゾーンで勝負しようと言ってきた。それが最近できなくなってきた。リリーフを含め全体的に、うまくできていないのが現状。基本を忘れずに投げてほしい」と投手陣の奮起を促した。

ヤクルトにホームでは4月11日に勝っただけで、これで2勝8敗2分けとなった。8年ぶりにAクラスとなった昨年から一転、現在は4位。3位につけるヤクルトには8・5ゲーム差をつけられ、反攻を阻む高い壁になっている。与田監督は「毎試合、相手に対していろんな取り組みをやっている。今の数字にはもちろん満足していない。1つ1つ借金を返して、シーズンが終わるまで最善を尽くしていくしかない」と前を向いた。【伊東大介】

▽中日柳(4回8安打5失点で降板)「リズムの悪いピッチングになってしまいました」

▽中日阿波野投手コーチ(柳について)「球のキレでいつもより苦しんでいた。ファウルを打たせられる球が少なかったので、変化球頼みになり、攻撃的投球ができなかった。こういう状態でいかに打ち取るかが、今後の課題になる」

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