巨人からトレードで楽天に加入した炭谷銀仁朗捕手(33)が移籍後1号となる今季2号3ランを放った。

3点リードの8回1死二、三塁。西武佐々木の初球140キロストレートを思い切りよく振り抜いた。打球は左中間スタンド最前列へ飛び込み、炭谷はゆっくりとダイヤモンドを回った。本塁を踏み、笑顔でチームメートとハイタッチをかわした。

▼炭谷が楽天に移籍後初アーチ。今季の炭谷は巨人でプレーした6月3日西武戦で本塁打を打っており、同一シーズンに2球団で本塁打は、今年の加藤翔(ロッテ1本、中日1本)に次いで史上7人目。炭谷の今季の1発はいずれも西武戦。同じチームを相手に、同一シーズンに2球団で本塁打を打ったのは、52年深見以来69年ぶり2人目。深見は西鉄在籍時に近鉄戦で1本、南海戦で1本打ち、東急移籍後は近鉄戦で6本、南海戦で4本打った。