阪神が木浪のサヨナラ打で勝利した。先発エドワーズが5回2失点と好投。岩貞が2軍降格後初登板で1回無失点に抑えた。9回には小林が左足首の負傷から復帰登板。宇草に一時同点となるソロを浴び1回2奪三振1失点で終えた。

平田勝男2軍監督(61)の一問一答は以下の通り。

 ◇    ◇   

-木浪がサヨナラ打

「打点も挙げたし、(7回の)1死二、三塁で三振はあったものの、聖也はずっとこっち来て1軍でなんとかという、練習からの姿勢それはもう変わらないし、こういうところで勝負強さを出してくれるし、そういった意味では高寺や遠藤たちの見本になってくれている。そういうところがサヨナラにつながったんじゃないかな」

-岩貞が2軍で初登板

「全部いい当たりだったな。今は気持ちを切り替えて、後半戦、必ず戦力になってくれないと困るし。1軍は球児もいなくなって能見もいなくなって精神的な柱としてやってくれないと困るよ。そういうところではハッパをかけているんだけど。いい当たりでアウト取る、まだまだそういうところの精度を上げなきゃいけないというところで。(これからシーズンは)勝負どころになってくるやん。そういう時にブルペンにいるベンチにいる、そういう存在になるのを俺は期待してるんだよ。(胸の)C(マーク)はオロナミンCじゃないんだからね、違うか? 何のための『C』、自分のイニシャルじゃないんだから、(主将として)そういうところを期待しているの。若い投手が多い中で岩貞がそういう選手にならなきゃいかん」

-小林が実戦復帰

「ホームラン打たれたのはええねん。同点になるから。あとを切り替えて、ピッチャーゴロだけは取れと言って。今日はもうしっかり冷静に抑えてくれて、久しぶりの登板だったんで、ホームラン打たれたのはしょうがない。あとはしっかり抑えてくれたので。これからまた徐々に調子も上がってくると思うよ」

-リハビリ組として動いている

「そうそう。球数30球という制限があったんで。リハビリ組といっても、システムは分からん、俺は。投げているのに。これがリハビリだよ、打者に向かって遥人が投げるように。リハビリではないよ、ゲームに投げているもん小林は」

-(試合後に打撃投手を務めた)高橋遥人は

「リハビリというか段階やな。この前、100球ブルペンで投げたという報告で、今日はバッターを。フリーバッティングというか、対戦したいということだからね」

-井上がタイムリー

「あとがダメ。物足りん、全く。1本打って、盗塁だけ、褒められるのは。あとは全く物足りん。最後、延長10回になったら代打で遠藤だよ、トップバッターとかだったら。そのぐらいのレベルだと思ってるよ。2割そこそこだもん。1本打ったからといってさ、あとの内容がもう、全然やん。その辺は甘やかすんじゃなくて。実際、実力的に2割そこそこなんでね。今、4番を打ってそういうところを自分で自覚しながらどうやってレベルを上げていくかという、(井上は)1軍に呼ばれないでしょ? 陽川たちが呼ばれるわけじゃない。そこをしっかり本人も自覚してやっているんで、まだまだ。1本を打ったからと言って全く物足りん」

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