阪神恒例の夏イベント「ウル虎の夏2021」の5日目は、お笑い芸人の陣内智則(47)が盛り上げた。

ウル虎ユニホームに虎柄マスクと帽子を着用し登場。永久欠番となった吉田義男氏(87=日刊スポーツ客員評論家)の背番号「23」をつけて、スタメン選手呼び出しなどスペシャル演出に参加した。

2位とのゲーム差が縮まってきた現状にも「ある意味、僕はめちゃめちゃ面白くなったなと」と前向き。「後半の巨人戦でちょっと今までの借りを返してもらって。本当に、16年ぶりの(リーグ優勝)。見たいですね。余裕で優勝するよりか、ヒリヒリ感が、僕は見たいですね」。久しぶりの頂点を心待ちにした。

キーマンには、近本の名前を挙げた。「昨日の佐藤君といい、大山選手も打ってくれたんで。やっぱり近本選手が出て、かき回してくれたら、怖いもんないかなと思うんですけどね。やっぱり、盗塁王もとってもらって。前半苦しんだ分、虎の顔は近本だっていうのをね、見せてもらいたいですね」。リードオフマンとしてのさらなる活躍に期待を寄せた。

9日が初日だった「ウル虎の夏2021」は前カードの巨人戦に続き、14日DeNA戦まで6日連続で開催される。14日の最終日は、お笑いコンビ「銀シャリ」が登場予定。また、虎の顔があしらわれた「ウル虎の夏2021限定オリジナルジャージー」が来場者にプレゼントされる。