オリックスのスティーブン・モヤ外野手(30)が今季限りで退団することが11月30日、分かった。日本シリーズで3試合に先発し、初戦は代打で一時同点のソロを放った。シーズンでは、中日から移籍して3年目、来日通算4年目で自身最多の13本塁打をマークしたが、打率2割2分9厘と安定感を欠いた。

今年7月に加入したランヘル・ラベロ内野手(29)は来季も残留する。左手首の骨折で、出番はシーズン最後の2試合だけに終わったが、7打数3安打とポテンシャルの高さを披露。来季は主軸候補と期待されている。2人は同29日、米国に帰国した。

また、メジャー282本塁打のアダム・ジョーンズ外野手(36)は残留を熱望。2年目の今季は代打打率4割2分9厘で、日本シリーズ第5戦では代打決勝弾。オプション行使の選択権を持つ球団の判断が注目される。