ヤクルト西浦直亨内野手(30)が8日、都内で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸3300万円でサインした。

予定時間を大幅に超える約2時間の交渉。「金額がなかなか自分が思っているところと一致しなかった。納得はいかないですけど、これ以上やってもというところもありますし」と険しい表情だった。

今季は92試合に出場。遊撃手として、攻守でリーグ優勝と日本一を支えた。それでも6月下旬から2カ月間ファーム生活も経験。打率2割2分3厘と結果を出せなかった。「安定感がない。そういうところ」と反省した。1年間継続的な活躍をするために、フィジカル面を鍛えるオフ期間にする。連覇へ導く来季とするために、「しっかり1軍で試合に出て、本当に成績を残せれば」と結果に飢える。(金額は推定)