DeNA今永昇太投手(28)が19日、高知県での自主トレを公開し、オンライン取材に応じた。4日から1次自主トレ地の熊本・天草入り。ヤクルト寺島、ロッテ中村稔、広島高橋樹、中日岡野と汗を流し、12日に高知に移動し、2次自主トレをスタートさせた。

「着実に進んでいると思います。キャンプに入ったら、しっかりとキャッチャーが座って、ビシッと投げられるくらいまでに持っていかないといけないと思っています」

昨オフは、20年10月に受けた左肩の手術のリハビリに専念し、この時期はネットスローだったが、今オフはすでに、熊本・天草で立ち投げを解禁。高知移動後も2度ブルペン入りするなど、順調にトレーニングを消化する。

「(左肩の)痛みは何もないので、自分の肩になったような感覚で、状態的にはいいです」

昨季はチーム最多の120イニングを投げ、5勝5敗、防御率3・08をマーク。今季は、自身2年ぶり3度目となる開幕投手の候補に挙がる。「もちろん、自分がやるという気持ちを持ちながら、他のピッチャーもたくさん素晴らしいピッチャーがいることも認識しながら、競い合っていければいいかなと思います」と力を込めた。