日本ハム新庄剛志監督(50)が2日に劇症型溶血性レンサ球菌感染症のため66歳で亡くなった今成泰章スカウトを悼んだ。ヤクルトとのオープン戦(札幌ドーム)の試合前練習の冒頭で首脳陣、選手、球団スタッフらとともにグラウンドで黙とうをささげた新庄監督は阪神にも在籍していた今成スカウトとの思い出を明かした。
日本ハム今成泰章スカウト襲った劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは? 人食いバクテリアとも>>
新庄監督 タイガースの時から今成さんを知っていて、よく声をかけてもらって。「お前は必ず、1軍でスターになれるから、しっかりやっていけよ」という声はよくかけてもらった。
担当スカウトではなかったが、顔を合わせれば激励の言葉をもらっていた。
新庄監督 「死んでもスカウトしたい」と言っていて、スカウトが大好きで大好きで仕方ない人だった。自分が目を付けた選手が1軍の舞台で活躍する姿を見るのが、ものすごく幸せに感じていた方。残念で仕方ない。だってキャンプ中、来てましたもんね。10分くらいしゃべっていて。
今成スカウトは2月中旬に春季キャンプ地の沖縄・名護や国頭へ足を運び、選手らの様子を視察していた。新庄監督と談笑したのも、つい最近のことだった。
新庄監督 「どうやチームは?」みたいな。「こっちから見ていたら、めちゃくちゃ選手も元気で、今年はやったろうという気持ちだね」って言っていましたね。「俺が取った選手は、ひいき目で使ってくれない?」みたいにも言われた。
2日のオープン戦で先発した加藤やエース上沢らも担当した今成スカウト。ダルビッシュや大谷も担当してきたことを報道陣から伝え聞いた新庄監督も「えー!」と、改めてすごさに驚いた。「今成さんの魂を、ファイターズのスカウトの方たちは学んでいると思うから生かしてほしいですね」と、天を見上げてしのんだ。



