阪神は21日、島田海吏外野手(26)が、新型コロナウイルス陽性と判定されたと発表した。チームは20日午前にPCR検査(スクリーニング検査)を受け、夜になって島田が陽性判定を受けた。同日のオリックスとのオープン戦(京セラドーム大阪)に途中出場。発熱などの症状はなく、現在は自主隔離している。今後は医療機関、管轄の保健所の指示に従い対応する。チームは引き続き感染予防対策を徹底し、22日以降も予定通りの活動を継続する。

5年目の今季はオープン戦も好調で14試合に出場して、打率3割4分5厘、2打点、2盗塁をマーク。5日楽天戦(甲子園)では1番右翼島田、3番中堅近本も試すなど、開幕1軍が確実だった。開幕は絶望的で、同じくコロナ感染した青柳の離脱に続いて大きな痛手となった。