19年ドラフト1位の巨人堀田賢慎投手(20)が本拠地初白星をかけて先発マウンドに上がったが、3回途中5失点で降板した。1回にウォーカーの先制ソロで1点の援護を得たが、2回にオスナ、浜田の連打で3球で同点とされた。

3回にはヤクルトの主砲に手痛い1発を浴びた。連打と四球で無死満塁で村上を打席に迎えた。フルカウントからの6球目、内角低めへの、この日最速タイの149キロ直球を捉えられた。バックスクリーンへのグランドスラムを食らい、4失点。2死とした後、長岡へ四球を与えたところで2番手平内へ後を託した。

20年に受けた右肘のトミー・ジョン手術から復活した堀田は「先発としてゲームが作れず悔しいですし、チームに申し訳ない気持ちです」とコメントした。試合前時点で今季は3試合に先発し1勝1敗。4月28日にはイースタン・リーグのロッテ戦で5回1失点と好投し、中7日で臨んだマウンドだった。

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