「マイナビオールスターゲーム2022」(26日=ペイペイドーム、27日=松山)のファン投票最終結果が6日、発表され、セ・リーグ一塁手部門は巨人中田翔内野手(33)が選出された。

中田のオールスター出場は日本ハム時代に8回あり、巨人移籍後は初。11年から8年連続出場し、18年以来4年ぶりの出場になった。6月28日の最終中間発表でも2位の広島マクブルームに4万票以上の大差を付けていた。

今季は5日までに52試合に出場し、打率2割4分8厘、7本塁打、23打点。

「まだ実感は湧きませんが、この試合数、この成績でありながらもファンの皆さんに選んでいただき本当に感謝しています。久しぶりのオールスター出場になるので自分らしくプレーをしたいと思います」とコメントした。

5日のヤクルト戦(東京ドーム)には日本ハム時代の恩師、侍ジャパン栗山英樹監督が視察に訪れた。

試合前に再会し、ゲキを受けた。同監督は「思い切り、言いたいことを言いました。『何してんねん! 』と、かなりハッパをかけました。長嶋さんに見に来ていただいたりとか、原監督もここまで期待をしてやってくれているとか、ジャイアンツが何とかしようとしてくれているとか、そういったことを男として、感じて欲しい。俺は能力があると思ってここまで進んできたつもりなのでね。いろんなことがあったんだけど、本当に野球で恩返しするんだと思ってやってきている」と思いを語った。

中田は直後の試合に「7番一塁」で先発。1回1死二、三塁の好機で浅い中飛に倒れ、第4打席で左翼へ安打を放った。

 

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