首位ソフトバンクが序盤に5点差をつけながら痛恨の逆転負けを喫した。

6-6の同点で迎えたラッキー7。先頭の4番山川が日本ハム4番手の池田から左翼スタンド中段に勝ち越しの19号ソロをたたき込んだ。終盤に飛び出した主砲の4試合ぶり豪快弾。「完ぺきでしたね」。山川も自画自賛し、バットを振り切るとニタリと笑みを浮かべる会心の一撃。混戦にピリオドを打ったはず…、だった。

逃げ切れなかった。8回に先発有原にスイッチした2番手ヘルナンデスが四球をきっかけに万波に同点打。さらに2死二塁から、代打レイエスに右前タイムリーを打たれて暗転した。「ヘルナンデスには今までずっと助けられっ放しなんでね。まあ、まあ。ピッチャー陣がここまでずっと引っ張ってくれたんでね」。小久保監督は、2戦連続で2失点した「8回の男」を責めることはなかった。

10勝をマークしている勝ち頭のエース有原が先発。初回に先制を許し、さらに万波、清宮の2本塁打で一気に試合を引き戻されてしまった。指揮官は「日本ハムの打線がいいと思いましたけど(有原も)まあ、そんな時もありますよ。だって年間先発ローテでずっと回っていて。そういう日もありますよ」とかばった。

8月は初黒星。この日、2位ロッテが敗れたために、逃げ切っていれば優勝マジック「38」が再点灯していたが、またも持ち越しとなった。最終9回には2死一、三塁と攻め立てたが、代打牧原大が二ゴロに倒れて万事休す。「まあ、最終回というか、その前にも勝ち越したし、打線もよかったと思いますよ。打線は7点取ったんで。7点取って文句はないでしょう」。敗戦の悔しさ以上に、3戦連続2桁安打で7点を挙げた打線の奮起が収穫と強調。足早に会見場を後にした。【佐竹英治】

▼周東(2回に左前タイムリー)「打ったのは真っすぐ。何とかしようと打席に入りました」

▼川瀬(3回右前に2点タイムリー)「守備も攻撃も自分の中で悪い流れだったので、このチャンスは絶対に生かそうと思いました。追い込まれてから食らいついていくことができました」

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