日本ハムが通算3度目の不敗コンビ「キヨマン」そろい踏みで大逆転勝利だ。万波中正外野手(24)と清宮幸太郎内野手(25)が今季初のアベック弾で最大5点差をひっくり返した。反撃の1発は最初に万波が放った。「最高の結果。本当にうれしかった」と5点を追う4回に、3点差に詰め寄る14号2ランをたたき込んだ。
後半戦最初の4試合は16打数2安打だった万波は打撃が「突然、よく分からなくなってしまった」。新庄監督から打撃を見つめ直す時間をもらい、前夜まで3試合連続でベンチスタート。必死にフォームやバットの握り方などを修正。4試合ぶりのスタメン復帰で立て直した成果を発揮した。
その万波に続いたのが清宮だ。5回に右翼へ「完璧だった」という同点5号3ラン。前夜は無安打で連続試合安打が9で止まったが、この日は初回にも先制打と好調は継続中だ。2人のアベック本塁打は昨季も2度あり、全て勝利。だから7回に勝ち越されても問題なかった。8回に万波が同点打を放ち、最後は代打レイエスが決勝打だ。
8-7の「ルーズベルト・ゲーム」を制した新庄監督は「倉本聰監督に並ぶ高視聴率、23%」と笑顔。「幸太郎君は、ほめることはない。あれはもう“まぐれ”です」とニヤリ。打撃不調で構えが潜り気味に見えて「身長が低くなった」と話していた万波には「伸びた、伸びた。4・2センチぐらいね」と冗舌だ。就任当初から期待し続ける「キヨマン」の躍動で、首位ソフトバンク相手に大きな1勝を手にした。【木下大輔】
▼根本(4月14日以来の先発も、3回途中4安打3四球5失点でKO)「前回1軍で投げた時と同じような投球をしてしまい、申し訳ない気持ちです」



