阪神才木浩人投手(25)がプロ初の10勝をかけて、首位奪還ウイークの先陣を切る。6日ヤクルト戦(神宮)に先発。同戦から始まる9連戦の初戦を託された。「(自分が)勝つよりもイニングを投げる方が大事かなと思う。最低でも7回、もちろん完投まで行けたらいいですけど。7回、8回としっかり投げられたらと思います」。連戦で中継ぎ陣への負担も予想される中、「火曜日の男」としての自覚はたっぷりだ。
現在3位のチームは、首位広島と1・5差。9日からは広島、12日からの3連戦では2位巨人との戦いが待っている。直接対決で首位奪還のチャンスが膨らむ真夏の9連戦。初戦の快投で何としてもチームを勢いづけたい。
前回7月30日の巨人戦(甲子園)でキャリアハイの9勝をマーク。勝てば広島床田らに並ぶリーグトップの2桁勝利になるが「普通に頑張ります」と自然体で挑む。自身の勝利より最優先するのはチームへの貢献。果たすべき役割は十分分かっている。
神宮のマウンドは今季初黒星を喫した4月7日以来。プロ入り後のセ本拠地で、先発で唯一白星を挙げられていない球場でもある。「1発だけ気をつけて。あとは慎重になり過ぎてもしんどくなるので。思い切って、どんどんストライクゾーンで勝負できたら」。村上やオスナらの強力打線を警戒しつつ、攻めの意識は徹底する。この日は甲子園室内での投手指名練習に参加後、東上した。会心のツバメ退治で神宮ナイトを盛り上げる。【波部俊之介】



