奪首ウイーク9連戦で神様超えだ! 阪神森下翔太外野手(23)が、OBランディ・バース氏(70)が持つプロ野球記録の13試合連続打点に意欲を見せた。10試合連続打点をマーク中で、レジェンドの域まであと3。6日からのヤクルト3連戦で並び、9日からの首位広島3連戦と12日からの2位巨人3連戦で記録を更新し続ければ、首位奪回は間違いないだろう。バース氏はこの日「サントリードリームマッチ2024」(東京ドーム)に出場。記録更新にエールを送った。

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00年生まれの森下にとって、現役時代のバースの活躍はVTRでしか知らない。だが尊敬すべき、偉大な大打者であることはしっかり学習済みだ。

「すごいバッター。ホームラン王、タイガースで(86年の)バースさん以来、取ってないですよね。なのですごい方というのは知ってます」

1日の甲子園100周年にも来場し、往年の虎党を沸かせたレジェンド。そのバースが持つ、プロ野球最長記録の13試合連続打点まであと3試合に迫る。

「記録を目指すわけじゃないけど、やってきたことがつながって、最終的に記録になればいいなと。まずはチームの勝利に貢献できるような打撃をしたい」

「神様仏様バース様」とたたえられた阪神3番打者の先輩に、あと少しで肩を並べる。だが、過剰な意識はなく泰然自若。無心のスイングが勝利を導き、バース超えとなれば最高だ。

チームの8連勝の出発点となった7月21日広島戦(甲子園)から、10試合連続打点をマーク中。51年藤村富美男、85年掛布雅之と、歴代の「ミスタータイガース」を抜き、2リーグ分立後の球団2位の記録をつくった。そしていよいよ、6日からのヤクルト3連戦でバースに並び、9日の首位広島戦(京セラドーム大阪)で超える期待が膨らむ。12日からは2位巨人と続く9連戦。上位2強相手に打点記録を更新し続ければチームが勢いづき、首位を奪回する可能性も高まる。

直近10試合は打率4割6分2厘、15打点と絶好調。森下は個人成績だけでなく、直近9勝1敗と波に乗るチームに感じる手応えを明かした。

「連勝もそうですけど、カード勝ち越しをずっと繰り返していけば、最終的にいい結果が出ると思う。まずは目先の試合を集中してやっていきたい」

3位ながら首位広島に1・5差、2位巨人に0・5差に迫り、奪首はいよいよ射程圏。まずは中大時代に暴れた庭の神宮で、9連戦の快勝発進を導く1本を決める。背番号1が打てば打つほど、セ界トップに立つ日が近づく。【村松万里子】