西武の今季優勝の可能性が完全消滅した。日本ハムに敗れ、今季5度目の7連敗。102試合を終え、29勝71敗2分けの借金42となった。残り41試合に全勝しても70勝しかできず、シーズン負け越しも決定した。渡辺GM兼監督代行は「常に勝とうと思ってやっている中での結果。これからどうしていくかを考えていかないといけない」。試合中のベンチでは苦い表情を浮かべる場面が多かった。
投打がかみ合わずシーズン序盤から苦しんだ。5月26日に松井監督が休養。12球団屈指といわれていた先発投手陣では高橋が不調に陥り、2軍生活を送った。1軍復帰戦だったこの日も6回途中4失点で、開幕から9連敗。打線は2安打に抑えられた。開幕4番だった新外国人アギラーの復帰が見込めず、7月下旬に育成のガルシアを支配下登録したが打率2割に満たない。2度のトレードなど手を打っても、得点数、チーム打率は12球団ワースト。ルーキー武内の奮闘はあるが、光が見えてこない。
▼西武は今季102試合目でシーズン負け越しが決定。優勝の可能性が完全に消滅した。最近の早いV完全消滅は03年横浜の100試合目や、17年ロッテの103試合目などがある。西武は現在のペースだとシーズン99敗。球団ワーストの84敗(71年)はもちろん、61年に103敗した近鉄以来史上2度目の100敗の可能性も見えている。
▼高橋が開幕9連敗。開幕9連敗以上は89年中山(大洋)以来で、パ・リーグでは52年沢藤(近鉄)10連敗、60年大津(近鉄)11連敗に次ぎ64年ぶり3人目。



