戦線離脱中の西武山田陽翔投手(21)が6日、カーミニークフィールドのブルペンで“復活の3球”を投げた。

すでにブルペンで傾斜付きのキャッチボールは再開していたが、この日は奥田ブルペン捕手が中腰の状態で投げ進め、20球を投げると「座りでお願いします」と依頼。3球のみながら、奥田ブルペン捕手が座った状態で直球をコントロール良く投げ込んだ。

近江(滋賀)時代に甲子園をわかせた右腕は、プロ3年目の昨季にプロ初登板を含む49試合に登板。20ホールドポイントを挙げる活躍ぶりを見せた。

しかし今季は南郷キャンプ終盤に右肘の違和感を発症し、3月9日に右肘関節視下のクリーニング術を受けた。

その際に「実戦復帰まで4カ月を要する見込み」との診断を受けたものの、回復過程は至って順調で、手術1カ月後にはキャッチボールを再開していた。

投球後すぐに糸川亮太投手(28)に投球の感想を聞かれた山田は「まあまあ」と照れた表情。取材には「先生やトレーナーの皆さんのおかげもあって、ここまではあっという間でした」と感慨深げだった。この日時点ですでに手持ちのスピードガンでは130キロ台をマークで、投げただけでなく球筋も順調。リカバリに問題なければ、今後は本格的なブルペン投球へ。6月中の実戦復帰が少しずつ見えてきた。【金子真仁】