プロ野球のドラフト会議が明日24日に行われる。前日23日までに1位指名選手を公表したのは広島(明大・宗山塁内野手)のみ。残る11球団は公表せず、または当日決定となった。巨人は関大・金丸夢斗投手で一本化している。12球団のドラフト会議直前までの最新情報をお届け(随時更新)。


会場に設置される「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」の抽選箱
会場に設置される「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」の抽選箱

プロ野球ドラフト会議

◆日時 10月24日(木)16時50分開始予定

◆場所 グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」

◆テレビ中継 地上波はTBSテレビ系、CSはスカイA

◆ラジオ中継 ニッポン放送

◆インターネット中継 U-NEXT、Sports Bull


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【一覧】過去のドラフト


巨人

1位入札は関大・金丸に一本化も公表せず

日刊スポーツ1位予想は金丸(外れはNTT西日本・伊原投手)

すでに1位指名を関大・金丸に一本化。水野スカウト部長は「何も変わっていないです」と予定通りのプランで臨むことを再確認した。指名公表は控えつつ、関西学生リーグで昨秋の9月25日立命大戦から72イニング連続自責点0の大学NO・1左腕を、競合覚悟で狙う。抽選となった場合は、阿部監督がくじを引く

◆23日、都内の球団事務所でスカウト会議。すでに1位指名は関大・金丸夢斗に一本化している。その方針について、水野スカウト部長は「何も変わっていないです」。公表は控えつつ、関西学生野球リーグで昨秋の10月14日京大戦から72イニング連続自責点0の大学ナンバーワン左腕を狙いに行く。同部長は「どこか(他球団で)公表ない? 楽しみにしているんだけどな」とにやり笑い、タクシーに乗り込んだ。

◆22日、球団事務所でスカウト会議を行い、1位指名する選手を公表しない方針を示した。阿部監督も同席。会議後に取材に応じた水野雄仁スカウト部長は「一応これでいこうかという感じですけど(公表は)できないです。しない方がいいかなという感じです。明後日のお楽しみということです。もしかして、変わるかもしれないっていうのがあるかもしれないからかもしれないけど。公表はしないです」とけむに巻いた。

ただ、すでに最上位にリストアップしていた関大・金丸夢斗に一本化した模様。最速154キロの大学球界NO・1左腕で、競合は必至とみられている。抽選順は、今季の順位が反映されるため、セ・リーグ1位の巨人は最後となるが、くじ引き役は「決めてない。でも監督でしょう」と、昨年阪神との競合で西舘勇陽投手を引き当てたゴッドハンドに託される。

◆21日、ドラフト1位候補として、最上位にリストアップしている関大・金丸夢斗に一本化したことが分かった。最速154キロの直球と多彩な変化球を操る大学球界NO・1左腕への高い評価は変わらず、22日に行われるスカウト会議で正式決定する見込み。競合覚悟で24日のドラフト会議で指名に踏み切る。4年ぶりのリーグ優勝の原動力となった投手陣から、15勝挙げた菅野が今オフ海外FA権を行使してメジャー再挑戦を表明。次世代のエース候補として期待し、投手力を再構築するための一手に出る

◆6日、ジャイアンツ球場で新人テストを実施。94人のエントリーから書類選考などを通過した34人が参加し、4人がドラフト指名候補リストに残った。水野スカウト部長は「高校や大学に所属していなくて見落としがちな選手も入っている」と隠れた原石を発掘していく。強打をアピールした木村翔平内野手(18=GXAスカイホークス)のほか投手2人、捕手1人が合格。

関大・金丸夢斗(2024年10月14日撮影)
関大・金丸夢斗(2024年10月14日撮影)

阪神

1位指名選手は当日決定

日刊スポーツ1位予想は金丸(外れは前橋商・清水投手)

1位指名は公表せず、畑山統括スカウトは「例年通りです」と当日に決定する。前日会議では指名候補を約70人に絞った。昨年指名しなかった捕手の獲得を検討し、最上位評価は日本生命・石伊、高校生では健大高崎・箱山が候補。藤川監督自身が高卒入団のたたき上げだけに、素材型の高校生投手に熱視線を送る。2軍本拠地の移転、拡充に伴い、育成選手を例年より多く指名する見込み

◆23日、都内でスカウト会議を開き、藤川球児新監督が初めて全体スカウト会議に出席した。会議後に取材に応じた藤川監督は、1位指名の選手の決定について「当日になると思いますね」と、公表はしなかった。1位指名が重複した場合について聞かれると「くじを引くことになれば、僕が引きます」と即答し、初の大役を担うことが決まった。運命のドラフト会議へ、藤川監督は「ひとつの大きなイベントなのでね。僕も他の11球団の監督とお会いするというところもありますから、明日楽しみにしてますね」と笑顔で心待ちにした。1位候補は、最速154キロ左腕の関大・金丸夢斗投手、明大・宗山塁内野手の投打のトップ2人が、中心として評価されているとみられる。

◆11日、甲子園でスカウト会議を実施。ドラフト前日を除けば最後のスカウト会議となり、指名候補のリストアップを終了した。球団関係者によると、ドラフト1位指名する選手の公表は現時点ではしない方向だという。この日は1位候補には、筆頭の明大・宗山塁内野手、関大・金丸夢斗投手のほか、大商大・渡部聖弥内野手、青学大・西川史礁外野手と内外野守れる強打の右打ち野手の名前も挙がったとみられる。地元兵庫の報徳学園・今朝丸裕喜投手、神戸弘陵・村上泰斗投手ら高校生投手も上位候補として確認。他球団の動向や補強ポイントを考慮してドラフト会議直前まで精査を続け、指名選手を決定するとみられる。


DeNA

1位指名は公表せず

日刊スポーツ1位予想は金丸(外れは愛知工大・中村投手)

三浦監督がゴッドハンドで引き当てる。これまで21年小園(2球団競合)、23年度会(3球団競合)と2戦2勝で引き当てている。7年ぶりの日本シリーズ進出で勢いに乗る指揮官は「ゴッドハンドといえるほど、大層なものじゃないです。たまたまです」と照れ笑いを浮かべながらも「もし抽選になった場合は、気持ちを込めて臨みたいなと思います」と力を込めて話していた

◆23日、スカウト会議。進藤達哉チーム統括本部長補佐が会議後に取材に応じ、1位指名は明言しなかった。「いつものように結論には至っておりません」と話すに留めた。チームは21日にCSファイナルステージ第6戦で勝利し、17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。一方でリーグ戦は3位に終わり、12球団最長ブランクを更新する26年連続のV逸となった。チーム防御率がリーグ5位の3・07に終わるなど、補強ポイントは明白で、進藤チーム統括本部長補佐は「ドラフトトータルで考えて、即戦力で行ける投手が数名、とれたらいいなと思ってます」と話した。指名人数についても「漠然とはありますけど、カチッとしたものではない。例年通りくらいの人数は指名できるんじゃないかと。育成に関しても数名、良い選手がいれば指名するんじゃないかと思います」と見通しを示した。1位指名が重複した場合のくじ引き役には、来季の続投が22日に正式発表された三浦監督が務める予定。これまで2戦2勝ちで21年小園(2球団競合)、23年度会(3球団競合)を引き当てており、「三浦監督のゴッドハンドにお願いしたいと思ってます」と託した。三浦監督も「ゴッドハンドといえるほど、大層なじゃないです。たまたまです」と照れ笑いを浮かべながらも「もし抽せんになった場合は、気持ちを込めて臨みたいなと思います」と力を込めた。


広島=1位公表

11日、12球団トップを切って明大・宗山塁内野手の1位指名を公表

日刊スポーツ外れ1位予想は大商大・渡部外野手)

新井監督が今年も黄金の右腕で交渉権を引き当てる。都内のホテルで前日会議に参加。すでに1位指名を公表した明大・宗山を「将来の中心選手になれる」と高評価。5球団前後の重複が予想され「力で引きたいと思います。良いご縁があることを願いつつ、就寝したい」。当日は青学大・常広の交渉権を引き当てた昨年と同じ赤いネクタイを着用予定で、再び強運を引き寄せる

◆23日、都内で約1時間、指名選手の最終確認と当日のシミュレーションを行った。事前に指名候補の資料や映像を確認していた新井監督からは、現場からの意見も伝えられた。田村スカウト部長は「全体的な指名の判断とチームバランスのことなどを話した。カープとしてこういう指名で行こうという形はできた」とうなずく。4、5選手の指名を見込んでいる。

◆11日、マツダスタジアム内でスカウト会議を行い、明大・宗山塁内野手を1位指名することを公表。田村恵スカウト部長(48)は「純粋に今年の対象選手の中で評価した。決まっていることを隠すこともないですし、広島東洋カープとして誠意を見せる意味でも、この段階での公表となりました」と説明。広島内野陣には、高い守備力と粘り強い打撃でショートのレギュラーを奪った矢野や侍ジャパンに選出された小園もいる。若い内野手が育っている中での1位指名に、田村スカウト部長は「その中に入っても遜色なくポジションを争える選手」と高評価する。広島は22年に苫小牧中央の斉藤、昨年も青学大の常広を1位指名することを公表。斉藤は単独指名に成功し、常広は楽天との競合の末、契約交渉権を獲得した。今年も重複する可能性が高いが「そこは(くじを引く)新井監督に託したい」と田村スカウト。3年連続となる12球団最速の1位指名公表で、運命のドラフト会議当日を待つ

明大・宗山塁(2024年10月20日撮影)
明大・宗山塁(2024年10月20日撮影)

ヤクルト

1位指名公表せず

日刊スポーツ1位予想は金丸(外れは大商大・渡部外野手)

1位指名選手は公言しなかった。高津監督は、報道陣から投手か野手、チームで不足している左の先発か? など問われ、全て「何とも言えないね」と一蹴し「いいバッティングしているんで」と不敵な笑顔を浮かべた。例年通り、当日は明治神宮に参拝予定。補強ポイントの即戦力左腕、関大・金丸に入札となれば他球団との競合になり「やれることは全部やります」と、天に祈る

◆23日、都内の球団事務所でスカウト会議。高津監督も出席。1位指名については、公言はしなかった。同監督は「理由は特にないですけどね。当日楽しみにしていただけたらなと思います」と笑った。「いろんなシミュレーションしといてください。いろんなシミュレーションしてきたんだから」とした。報道陣から1位指名の選手の特徴について「女性から人気が出そうか」と問われると「わかんない。女性じゃないので」と笑った。続けて「魅力あると思いますよ。いいバッティングしてるんで(笑い)」と言うと、報道陣からはどよめきが起こった。帰り際にも「いいバッティングしてんだよ~」と怪しげな雰囲気を醸し出し、記者室を出た。

◆22日、都内の球団事務所でスカウト会議。1位指名候補を関大・金丸夢斗投手、明大・宗山塁内野手ら5、6人に絞り込んだ。重複した際の抽選に当たった場合、外れた場合のシミュレーションも行った。小川GMは、1位重複のくじ引き役を「当然、そうなるでしょうね」と、高津監督に任せる意向。1位指名を公表するかどうかも含め、同監督をまじえた会議で23日に決める。

◆21日、都内の球団事務所でスカウト会議。指名候補を最速154キロ左腕の関大・金丸夢斗投手ら71人に絞り込んでランク付け。投手か野手かを含め、最終的な1位指名はドラフト会議前日の23日に、高津監督を交えて決定する。同監督は「希望はすぐ戦力になる投手が欲しい」とした上で「(大リーグ挑戦を希望している村上)ムネが抜けた後のことも考えなきゃいけない。チームとして(投打の)バランスを考えて指名していく必要がある」と話した。


中日

1位公表には至らず、会議直前まで検討へ

日刊スポーツ1位予想は金丸(外れは法大・篠木投手)

1位公表には至らなかった。10日のスカウト会議では、ドラフト1位に関大・金丸を最有力としたが、井上監督は「会議をすればするほど悩んじゃった」と説明。競合回避の一本釣りも検討されたもようだ。1位は投手かの問いに「そこもわからない。こっちを取るのか、どっちを取るのかっていう悩ましい感じ」。直前まで検討を続け、競合時のくじ引きは井上監督が務める

◆23日、1位公表には至らず。10日のスカウト会議では、ドラフト1位に関大・金丸夢斗投手を最有力としたが、井上監督は「会議をすればするほど悩んじゃった」と説明。戦術として競合回避の1本釣りも検討されたもようだ。1位は投手かの問いに「そこもわからない。こっちを取るのか、どっちを取るのかっていう悩ましい感じ」と複雑な表情。ドラフト会議の直前まで検討を続け、競合時のくじ引きは井上監督が務める。

◆10日、ナゴヤ球場でスカウト会議を行い、24日のドラフト会議での指名候補選手を約90人に絞り込んだ。監督就任会見を終え、会議に初参加した井上新監督の「投手はどうしても欲しい」という要望と編成部の意見が合致。公表に至らなかったが、関大・金丸夢斗投手は1位指名の最有力候補とする方向だ。松永スカウト部長は、「(クジで)取った、取られたがあるので、1位候補を何人かそろえなくちゃいけない」と、ドラフト戦略を説明。


ソフトバンク

1位指名は公表せず

日刊スポーツ1位予想は宗山(外れは福岡大大濠・柴田投手)

1位は明大・宗山と関大・金丸が筆頭候補で、最有力は宗山。競合抽選で外れた場合の1位については「シンプルに能力を高く評価した順から指名していきたい」と語った。指名リストは「例年よりも絞った」と話し、リスト内に選手がいなければ指名も終わる

◆23日、都内でスカウト会議を行い、1位指名する選手を公表しない方針を示した。永井智浩スカウト部長が「公表はせず、というところで明日のお楽しみにしてください」と話した。ドラフト会議前に公表しないのは19年以来5年ぶり。明大・宗山塁内野手、関大・金丸夢斗投手らが筆頭とみられる。

◆11日、永井智浩スカウト部長(49)がドラフト上位候補の大商大・渡部聖弥外野手を視察。「高い評価はしています」とし、「ずっと見ていますし、(本職の)外野や(今春から公式戦で守備に就く)サードもきちんと守備ができているし、けがなく状態がいい」と評価。


日本ハム

1位指名決定は当日まで先送り

日刊スポーツ1位予想は宗山(外れは福岡大大濠・柴田投手)

1位指名は即戦力かロマンか、当日に決定する。現時点で明大・宗山や投打二刀流の福岡大大濠・柴田らの名前が挙がっているもよう。来季続投濃厚な新庄監督もスカウト会議に参加し、補強ポイントなどの要望を聞いた栗山CBOは「(1位は)来年頑張ってくれる選手か、3年後にチームの中心になる選手か。選択肢はいくつかある」と話した

◆23日、都内でスカウト会議を実施したが、1位指名する選手の決定は24日の当日まで先送りした。約4時間半の話し合いで1位候補の絞り込みを行った栗山英樹CBOは「相当みんなで話したけど、方向性は絞っていって、最終的には一晩寝て、みんなの顔を見て(決める)って感じだね」と説明。決まらなかったことで1位公表もなかった。この日のスカウト会議には、来季の去就について明言していない新庄監督も途中から参加。球団の指名方針を確認すると、スッと風のように消えていった。栗山CBOは「監督とは具体的に、勝つために一番どこがどうですか、という話はした。これに関しては悪い、ここだって言えないんだけど、はっきりと監督の中にはイメージがある。それはこっちが想像していたのと同じところを突いているので、そういうことも意識しながらドラフトしていく」と明かした。

◆22日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で栗山英樹CBOら球団幹部によるドラフト会議へ向けたスタッフミーティングを開催。1位指名についても話し合われたが、栗山CBOは「候補が何人かいる中で、やっぱ最終的にはその答えが出ていない。みんな今日は宿題を持って帰って、また明日しっかりとやり直します」と説明。ドラフト前日の23日に行われるスカウト会議で再び議論を尽くすとした。「明日は(新庄)監督も来ると思うんで、それも含めて現場の意見も聞きながら」と新庄監督も参加することを明言。1位は投手か野手か、それとも…。栗山CBOは「それも含めて、もちろん両方とも欲しいんで。ウチのチームはね、バランス的にはね。だから…ちょっとごめんなさい。具体的にいろんなことを言ってあげられないけど、本当に大事なところなんで。例えば、同じタイプのピッチャーでも、どっちの方が本当に能力が今の段階で高いのか、将来性があるのか。野手でもそうなんで。そういうとこを比べながら丁寧に話していっているつもりなんで。そうすれば、やればやるほど難しくなってくるんで。それもしっかり明日、きちっとやってって感じですね」と話した。この日は指名候補を約80人に絞り込んだ。全体的な指名戦略としては「来年、3年後、5年後(に見据えるチーム像)を含めてのバランス」と話した。1位指名候補は明大・宗山塁内野手、関大・金丸夢斗投手、投打二刀流で評価する福岡大大濠・柴田獅子(れお)投手らが挙がっている。また、上位候補として早実・宇野真仁朗内野手をリストアップしていることも分かった。

◆16日、都内でスカウト会議。ドラフト1位候補に福岡大大濠・柴田獅子(れお)投手をリストアップ。全体では約100人をリストアップ。福岡で取材対応した栗山英樹CBOは「ファイターズらしい一番は何かを話した。プロ野球全体として新しいスター、やっぱり二刀流の選手を含めてつくらなきゃいけない。なんで俺が福岡にいるのか…も含めていろいろ考えなきゃ」と最速149キロ右腕で高校通算19本塁打、投打で将来性抜群の柴田を1位入札する可能性を示唆した。この日は1位入札選手の決定までは至らずも、競合必至な明大・宗山塁内野手や関大・金丸夢斗投手らも候補に挙がる。「もちろん素晴らしい選手と分かっているけど、違う勝負ができないか、ファイターズの行く道としてそれはいいのかとか、ちゃんと考えたい」。世界に誇る投打二刀流、ドジャース大谷の育ての親でもある栗山CBOは「本当にウチらしい選手って、ちょっと口にしたけど“そういう選手”。その素材は、あるので」と最後まで1位柴田の可能性をにおわせた。

福岡大大濠・柴田獅子(2024年7月撮影)
福岡大大濠・柴田獅子(2024年7月撮影)

ロッテ

1位候補を4人に絞る

日刊スポーツ1位予想は宗山(外れは花咲徳栄・石塚内野手)

ドラフト会議に向けた最後のスカウト会議でシミュレーションを行った。前日に4人まで1位候補を絞り込んだことを明かしていた高橋編成管理部長は「そこから絞り込んでません。明日です」と1位は公表せず。「(支配下は)6人いきたいと思っています」と話すにとどめた。補強ポイントの得点力不足解消のため、明大・宗山指名となれば競合必至だが、辞さない考えだ

◆22日、高橋編成管理部長はZOZOマリンでのスカウト会議に出席。「1位候補は4人まで絞りました。当日に決める予定です。(投手か野手かは)お話ししません」と話すにとどめた。吉井監督とも映像を共有し「ピッチャーも野手もほしいですし、即戦力も欲しい。もちろん来年だけじゃないので育成というところも考えれば高校生も欲しい」と話した。

◆9日、榎アマスカウトディレクターが右肘痛から復帰した最速153キロ右腕、国学院大・坂口翔颯(かすが)投手を視察。「腕も振れて、最後は146キロで見逃し三振。制球の良さが一番ですよ。変化球も投げられていた。投げはじめとしてはよかったんじゃないかな」と評価。


楽天

1位指名は公表せず、当日に決める方針

日刊スポーツ1位予想は青学大・西川外野手(外れは大商大・渡部外野手)

ドラフト1位候補を10人程度に絞った。支配下で6人前後の指名を予定し、後関スカウト部長は「即戦力の方が今年のチームを考えたときに優先順位が高い」。浅村の後継者となる長距離砲、先発陣の強化に重きを置くとみられる。また、九州NO・1遊撃手の呼び声高い九産大・浦田俊輔内野手を上位候補にリストアップしているもようだ

◆23日、都内でスカウト会議。後関昌彦スカウト部長はドラフト1位候補について「10人くらいまで絞った」と公表せず、当日に決める方針を明かした。「基本的には即戦力の方が今年のチームを考えたときには優先順位が高い」。支配下で6人前後の指名を想定し、昨年なかった育成での指名も検討しているという。

過去2年のドラフトでは投手に重きを置いて指名してきた。今年の方針について「野手もほしいです。当然。ピッチャーもほしいです。どっちもほしいんですけど。トータルでバランスじゃないですけど、どういうふうにしたら、いい順番で選手をうまくチョイスできるかというところに一番、今日は時間を割いた」と説明した。ドラフト候補の大枠は例年70、80人程度だが、今年は55人ぐらいの少数精鋭だという。後関スカウト部長は「今年はだいぶ絞られてる。そこは担当(スカウト)の皆さんを信頼して任せてるので、そこはその通りの中で選択するっていう形ですね」と話した。


オリックス

1位は当日決定

日刊スポーツ1位予想は金丸(外れは神戸弘陵・村上投手)

福良GMは高校生、大学生を含めて「3、4人に決まっている」と明かした。競合した際のくじ引き役は岸田監督に決定。「くじって人生であまり引いたことがない。思い切って右手でいきます」。球団合併で現球団名となった05年以降、ドラフトの抽選は1勝15敗とかなり分が悪い。新指揮官が未来のスターを引き当てるか

◆23日、都内でスカウトらを交えた約2時間の前日会議を行ったが、1位指名を公表しなかった。福良GMは「(1位は)明日決めます。3、4人に決まってます」と語った。他球団と競合した場合は岸田護新監督)がくじを引くことになった。福良GMから託され「人生で、くじってあまり引いたことがない。思い切って右手で引こうと思います」と話した。


西武

1位指名決定も公表せず

日刊スポーツ1位予想は宗山(外れは大商大・渡部外野手)

1位指名選手は決定した模様だが、広池球団本部副本部長は「今回は(事前に)公表しません。しないほうがいいと思ったからです」と説明した。最下位の要因が打力にあることは明確で、明大・宗山、青学大・西川らに早くから注視してきた。大商大・渡部や日本経大・林、富士大・麦谷らのスラッガーも指名候補に挙がっているとみられ「野手ドラフト」の流れになりそうだ

◆23日、都内で最後の編成会議。広池浩司球団本部副本部長は候補4~5人ほどの中から1位指名を決定したことは認めたが「1位は決めましたが、今回は公表しません。しないほうがいいと思ったからです」と具体名は明かさなかった。昨年は武内夏暉投手、22年は蛭間拓哉外野手、21年は隅田知一郎投手と事前に公言し、見事獲得に成功した。今年は打って変わって事前の公言はせず「戦略はもちろんありますが、あえてここは我々として言わないようにしたい。これはもう決意ですね」。指名が他球団と競合した場合のくじを引く人選についても回答を控えるなど揺るがない意思を見せた。広池球団本部副本部長は「今年の順位を受けて、私達にとって本当に大事な1歩になる。明日いい成果が得られるように、しっかりとやっていきたい」と話した。

◆9月16日、本拠地ベルーナドーム横の球団施設で入団テストを実施。書類・動画選考を通過した約40人が全国から参加した。すでにプロ志望届を提出している帝京(東京)の富浜琉心内野手、BC茨城の最速152キロ右腕、根岸涼投手(26)らも受験。秋元スカウト・育成統括ディレクターは「成績1位の選手を必ず指名する、ということではありません。支配下ドラフトの候補とも比較しながら、補強ポイントやドラフト会議での流れの中で指名するかどうか決めることになると思います」と慎重に話した。