ヤクルトが逆転で6試合ぶりに白星を挙げた。オープン戦は17試合7勝8敗2分け。22日の最終戦で勝てば五分となる。
打線は今季の実戦で初めて2試合連続で本塁打が出た。2点を追う3回2死無走者。長岡秀樹内野手(24)が浮いた落ち球を捉え、打球は高々と上がり右中間スタンドに飛び込んだ。「いろんなことを試しながらやっている中でいい結果が出ているのはプラス」。チーム最多のオープン戦2号となるソロを放った。開幕1番スタメンが決まっているリードオフマンが躍動。池山隆寛監督(60)は「開幕前にいい状態に」と評価した。
再度2点差とされ、5回は先頭の岩田幸宏外野手(28)が四球で出塁。2死二塁となってから丸山和郁外野手(26)が右前適時打を放ち、1点を返した。
1点を追う7回も1死無走者から岩田が左前打で出塁し二盗も成功。赤羽の投ゴロで二三塁間で挟まれ、アウトになるかと思われたが、背中をのけぞってタッチを回避した。グラブからボールが落ちて三塁へ。1死二、三塁から代打宮本丈内野手(30)の右前適時打で同点。「きょうみたいに結果が出せるように準備したい。勝負どころの一打を」。昨季の代打成績は68試合で打率3割9厘だった。
続く丸山和がゴロを打った際に、相手一塁手の失策があり勝ち越した。
先発は2年連続開幕ローテ入りが確定的な山野太一投手(26)。初回から四球に暴投も絡み1死三塁のピンチを招くと、レイエスの遊ゴロで先制を許した。さらに2死一、三塁からは、二盗を狙った一塁走者を挟殺プレーでアウトにする間に三塁走者が生還し、いきなり2失点。3回も先頭水谷に二塁打で無死二塁とされ、二ゴロ失策で追加点を許した。4回以降は得点圏に走者を置く場面もありつつ無失点。今季実戦最長6回で7安打2四球3奪三振の3失点(自責2)だった。
8回にはホセ・キハダ投手(30=エンゼルス)が来日後初の連投で3者連続三振斬り。直近4試合でアウト12個中10個が三振の新外国人左腕は「ストレートでアウトを取れるっていうのが自分の理想の形でもある」と力を込めた。【塚本光】



