フレッシュパワーでスタートダッシュを決める。ついに、大役が決まった。ロッテ・ドラフト2位の毛利海大投手(22=明大)は練習後に監督室に呼ばれ、サブロー監督から「開幕はお前で行く」と託された。「言われた時は鳥肌が立ちました。『存分に楽しんでこい』と言っていただきました」。新人の開幕投手は球団史上76年ぶり。「正直、ピンと来ない部分もありますが、すごいことなんだなあとは思っています」と心境を語った。

サブロー監督は「ルーキーで大変だけど、どうせ数年後、投げなきゃいけないので。今やっておいたら、もっともっと大きくなれると思うので、そういう期待も込めて」と、将来を見据えて任せた。

この日登板した田中は序盤に先制を許すも5回2失点にまとめた。開幕カードは毛利、田中、小島に決定。指揮官は「毛利にも期待してますけど、それ以上に2戦目が大事。今現状2番手を任せられるのが晴也(はるや)しかいない」と21歳への信頼を口にした。

新政権で臨む2026年。それを象徴するかのような大抜てきに、毛利は「ものすごく緊張はすると思いますが、ZOZOマリンでの試合なのでファンの皆さまの大声援が力になると思います。なんとか勝ちに貢献できるように頑張ります」。新風が勝利をたぐり寄せる。【星夏穂】

◆毛利海大(もうり・かいと)2003年(平15)9月14日、福岡・田川市生まれ。小2から野球を始め、6年時にホークスジュニア選出。福岡大大濠では3年春にセンバツ出場。明大に進み、2年春からリーグ戦出場。4年夏の日米大学野球選手権では最優秀投手賞を獲得。25年ドラフト2位でロッテ入団。今季推定年俸1200万円。177センチ、77キロ。左投げ左打ち。