投打で広島が圧倒した。昨年9月4日から続いていたDeNA戦の連敗を9でストップ。今季同カード8戦目で初勝利(1勝6敗1分け)を飾った。
先発の栗林良吏投手(29)が抜群の制球力でDeNA打線を封じ込めた。「今日はどれだけ点を取ってもらっても、点差に関係なく投げたいと思っていた。そこの意識が良かったのかなと思います」。7回82球で降板。許した安打はわずかに3本だけだった。6三振無四球無失点の好投で防御率は0・96。今季3勝目をマークした。
打線もつながった。3回2死一、二塁、菊池涼介内野手(36)が左翼席へ今季1号となる先制3ランを放った。5回には秋山翔吾外野手(38)の右前適時打、野間峻祥外野手(33)の押し出し四球、ドラフト1位平川蓮外野手(22)の中前2点適時打などで一挙5点を奪い、主導権を握った。なおも攻撃の手は緩めず、6回、持丸泰輝捕手(24)が右翼席中段へ2試合連続となる2号ソロ。7回には矢野雅哉内野手(27)が右犠飛。チーム合計11安打の乱れ打ちで10点を奪って突き放した。
新井貴浩監督(49)は「キク(菊池)の先制3ランが本当に大きかった。栗林も素晴らしい投球だった。先発は初めてだけど、たいしたものだと思います。本当に頼りになります」と投打のヒーローをたたえた。
▼広島持丸(2戦連続となる今季2号ソロ。守備では完封勝利に貢献)「1球で仕留められてよかった。当たりとしては引っ張れた分、今日の方が感触としては良かったですね。捕手として無失点で試合を終われるのはうれしいです」



