大谷の打順は、どうする?

WBC1次ラウンド初戦の中国戦(東京ドーム)を翌日に控えた8日、侍ジャパン栗山英樹監督(61)が公式会見に臨んだ。大谷翔平投手(28=エンゼルス)を先発させ、投打二刀流で起用することを明言した。

「おっしゃりづらいと思いますが、大谷選手の打順は?」と問われ「おっしゃりづらいですね」と冗談交じりに返し、続けた。

「打順に関してはもう1回、今日の夜、自分の頭の中、精査します。まだ、そこは確実に決まっていない。いくつかのパターンがあって、その先のことも考えながら」

大谷がチームに合流し出場した6日の阪神戦、7日のオリックス戦とも、大谷は「3番DH」で起用した。1番ヌートバー、2番近藤からの並びが機能しており、現状では3番が有力か。

オリックス戦では、それまで4番だった村上を6番に回し、代わって吉田を4番で用いた。

「能力はみんな持ってるんで。選手によっては、調子の良しあしというのは当然あるわけで。そのあたりの組み合わせ等、考えながら。そういったものが、どう考えたら一番選手のためになるのか。チームが勝ちやすいのか」

選手の状態も考慮しながら、最終的にベストと信じる打線を組む。

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