新日本や全日本で活躍したプロレスラーで石川県知事の馳浩氏(61)が、サプライズ出場した。

第5試合の8人タッグマッチで、藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWA論外のパートナーとして約2年ぶりにプロレスのリングに登場。反骨ユニット「金剛」の船木誠勝、中嶋勝彦、征矢学、大原はじめと対戦した。試合前には「X」として名前は伏せられており、サプライズ登場に会場はどよめいた。

白のショートタイツ姿、引き締まった肉体を見せた馳は、試合でも絶好調。大原に20回転のジャイアントスイングを見舞うと、最後は16分36秒、ノーザンライトスープレックスホールドを大原に決めて、自ら勝利を奪った。

21年1月開催のノア後楽園大会以来のリングでも、体は仕上がっていた。バックステージでこのことについて問われると、「プロなんだから当たり前だろ」と一喝。「しょっぱい記者だ」と言い放って、そのまま退場した。