ボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級9位の辰吉寿以輝(28=大阪帝拳)が、プロ10年目で初タイトルに挑むことが濃厚となった。27日、東京・後楽園ホールで、同級王者中嶋一輝(31=大橋)が、同級7位和気慎吾(37)を2回KOで初防衛戦をリングサイドで観戦。次の挑戦者としてリング上で、中嶋とがっちりと握手。中島も「次もKOで勝ちたい」と臨戦態勢で、今冬にも激突する。

台風10号の影響で新幹線が途中で止まり、大阪→東京に6時間かかってもやる気満々だ。辰吉は「王者は強かった。自分はしっかり準備できている。自信がなければやらない」とした。

元世界王者の丈一郎(54)を父に持つ辰吉は、15年4月の4回戦デビューからのたたき上げで、プロ10年目で初のチャンスに「やっとかな」。戦績は16勝(10KO)1分けで、無敗レコードのままで戴冠を狙う。