西十両3枚目、炎鵬(28=宮城野)と西十両9枚目の千代の国(32=九重)が夏場所10日目の23日、休場した。ともに9日目まで9戦全敗と振るわなかった。

炎鵬は「頚部椎間板ヘルニアにより、約3カ月の加療を要す」との診断書を提出。休場は新型コロナウイルス関連の2021年秋場所以来3度目で、10日目の対戦相手の天空海は不戦勝となった。

千代の国は「両膝半月板損傷、左変形性膝関節症」との診断書を提出。休場は昨年春場所以来で24度目。このまま全休すれば、来場所は20年7月場所以来の幕下転落が確実な状況。10日目の対戦相手の友風は不戦勝となった。

今場所の十両以上の休場者は小結若隆景、幕内高安、遠藤に続いて5人となった。