歴代最多45度の優勝を誇り、日本相撲協会を9日付で退職することが発表されている元横綱白鵬の宮城野親方(40)が7日、成田空港に帰国した。父ムンフバトさん(故人)に関連した式典に参加していたため、出身のモンゴルから空路、8日ぶりの帰国。この間、正式決定した退職については「9日、話しますから。よろしくお願いします」と、都内で行われる記者会見でコメントするとの意思を示した。
ただ、迎えの車に乗り込むまでに、ファンからのサインの求めや写真撮影に、立ち止まって応じた。歩きながら「ちょうど(式典が行われた)6月3日は、いい天気でしたので、よかった」と、自ら切り出すなど、終始和やかな雰囲気だった。現地でゆっくり過ごせたか問われると「全然できなかった」と苦笑。逆に報道陣に向けて「ゆっくりできましたか?」と、問いかけて笑顔を見せる場面もあった。
宮城野親方をめぐっては、師匠を務めていた宮城野部屋で昨年、弟子だった元前頭北青鵬の暴力が発覚。監督責任を問われ、2階級降格などの処分を受け、部屋は閉鎖、昨年4月に師弟ともに伊勢ケ浜部屋に転籍。6月9日付での退職願が、相撲協会に提出されていた。

