KinKi Kidsが、10月29日にさいたまスーパーアリーナで行われる音楽イベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル 2017」に出演し、ステージ復帰することが29日、分かった。堂本剛(38)が突発性難聴になり、6月から音楽活動を休んでいた。

 関係者によると、9月中旬、医者から診断を受けた。日常生活には全く支障なく、音楽活動も再開して問題ない程度に回復した、と伝えられたという。剛も「お医者様とも相談をし、音楽活動を再開させていただくことに至りました」と報告した。

 剛は6月27日に突発性難聴のため入院。7月4日に退院したが、その後も完治に至らず、出演予定だった音楽番組などを欠席した。7月、横浜スタジアムでのKinKi Kidsデビュー20周年記念ライブでは、堂本光一(38)が1人でステージで歌う中、中継で登場した。ソロで出演予定だったロックフェス「サマーソニック」なども欠席。毎年恒例の京都・平安神宮ソロライブも中止した。「音楽の生活と離れている間、ファンの皆様からの励ましの言葉をはじめ、あらためて、多くの方々に支えていただき今の自分があることにたくさんの感謝を学びました」と振り返った。

 5月31日に収録した音楽番組「MTV アンプラグド」内でのライブ以来、約5カ月ぶりのステージとなる。剛は「大変喜びを感じております。ステージに立たせていただける幸せと、歌唱披露ができる喜びを全身で感じたいです」と話した。光一は「剛くんも、大好きな音楽と距離を置き我慢をし耳の体調を良くすることに専念をしました。2人でステージに立たせていただけることに感謝をしながら、自身も楽しみたいと思います」と意気込んだ。