10月27日に公開した「映画HUGっと!プリキュア■ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が、初日からの2日間で興行収入3億5000万円、30万9781人を動員と、歴代最高の好スタートを切った。大ヒットを記念し、発売中の「プリキュア新聞2018秋号」から、紙面に未掲載のインタビューを、ニッカンスポーツコムで「プリキュア新聞2018秋号 特別版」として掲載する。2週目の今回は、アニメ愛好家で知られ、シリーズ15周年を記念した映画の宣伝隊長に就任し、劇中では自分にそっくりなリポーターを演じた山本美月(27)が、前回に引き続きプリキュアとアニメへの熱い思いを語った。【村上幸将】

 

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-今回はゲスト出演だった。今後、声優として、プリキュアは演じたい?

山本 もちろん、機会があればやってみたいなとは思いますけど、そういう機会を得られるとしたら、しっかりと勉強した上でやりたいですね。結果、やって良かったねって言われるくらい、きちんと練習する期間を持ってやれるなら、やりたいと思います。今やったら、めっちゃヘタだといわれるので。

-以前、「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリック(エド)と結婚したいと語ったことがある

山本 好きですね。ずっと変わらないと思います、それは。(エド役の)朴〓(王ヘンに路)美さんが女の人役をやっていると(胸の奥が)ちょっとズキッてなりますね。やっぱり女の人なんだな…みたいな。(笑い)

-アニメの男性の方が魅力的?

山本 魅力的に見えますね。(生身の男性から)嫌な部分が見えてしまうと、どうも…ね。(笑い)アニメは、見えているものが全てなので。

-結婚して母になったらプリキュアは見せたい?

山本 見せます、見せます! もし子供が生まれて、女の子であれば、その子の世代のプリキュアは見せますし、日曜の時間はテレビを見せて、空き時間は歴代プリキュアを見せて、追加で「美少女戦士セーラームーン」なり「おジャ魔女どれみ」なり見せるかも知れないですけど。私がほしいから、おもちゃを買い過ぎちゃいそうで…「お母さんばっかり、ズルい」ってなりそうだから、それは考えなきゃなぁと。(笑い)

-シリーズ15周年に当たり、04年の初代「ふたりはプリキュア」の変身アイテム「カードコミューン」が復刻された

山本 あれをね…買おうか悩んだんですよ。魔法のステッキを集めるのが個人的な趣味で、あと変身コンパクト系も集めていて…プリキュアは「ミルキーミラー」と「フレッシュプリキュア」のステッキも持っているし、「キラキラ☆プリキュアアラモード」の最初のアイテムも。「HUGっと!」のメロディソードは、まだ買っていなくて、悩みっぱなしで。ハートの…は持っています。違うアニメだと「セーラームーン」のは持っていて。

-インスタグラムに、キュアエールの髪形にした写真をアップした

山本 メークさんに、やってもらいました(笑い)

-ご自身が出た、今回の映画は子どもに見せたい?

山本 まずは、言わないで見せたいですね…見た後に言いたいです。

山本の、アニメとプリキュアへの熱い愛は、永遠だ。【村上幸将】

 

◆山本美月(やまもと・みづき)1991年(平3)7月18日、福岡県生まれ。09年から雑誌「CanCam」専属モデルとして活動し、11年にフジテレビ系ドラマ「幸せになろうよ」で女優デビュー。翌12年には映画「桐島、部活やめるってよ」で映画デビューを飾った。15年の「東京PRウーマン」で映画初主演。3月にNHK BSで放送された「真夜中のスーパーカー」でテレビドラマ初主演。19年にはNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺~」に出演。

 

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