元衆院議員の宮崎謙介氏(39)が27日、金曜MCを務めるTOKYO MXの情報番組「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)に生出演し、この日の「文春オンライン」で報じられた、30代独身女性との不倫報道について「また出直してきます」と謝罪した。

そして、番組終了後には、同局前で待ち構える取材陣に「お騒がせしました」と何度も頭を下げてタクシーに乗り込んだ。取材陣の「一線を越えたのですか」などとの質問には答えなかった。

宮崎氏は16年、妻で元衆院議員の金子恵美氏(42)の第1子妊娠中に、女性タレントと不倫をしたと報じられて議員を辞職。“ゲス不倫”として大きな話題を呼び、19年には金子氏も議員を引退した。その後、宮崎氏と金子氏は、不倫を乗り越えた夫婦として、夫婦問題などについてメディアで語っていた。

金子氏は、10月に宮崎氏の最初の不倫と、そこからの出直しについてつづった著書「許すチカラ」(集英社)を出版したばかり。再度の不倫報道を受け、所属事務所を通じて「お騒がせしまして、申し訳ありません」とコメントした。

宮崎氏は早大卒。会社員や起業を経て、12年衆院選京都3区で自民党から出馬し、初当選。当選2回。男性国会議員初の育休取得宣言で話題を集めた。