俳優堤真一(57)が17日、都内で、アニメ映画「鹿の王 ユナと約束の旅」(安藤雅司監督、2月4日公開)の完成披露試写会に登壇した。

2015年に本屋大賞、日本医療小説大賞をダブル受賞、シリーズ累計250万部を突破した上橋菜穂子氏のベストセラー小説を映像化した。

堤は、同作で声優デビューを飾った。オファー時を振り返り「うれしかったんですが、アテレコの経験がなかったので、何回もNGを出していい環境でやらせてください、と言いました」と明かした。知り合いで声優の落合福嗣を見て「声優がいかに難しいかが、分かっていた」といい「僕には無理かなって、あまりにご迷惑をかけるようだったら、お断りしたほうがいいかなと思った」と弱気な一面を見せた。

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無事に収録を終え、公開を控えるが、「(声優は)もう二度とやりたくないほど、難しかったです。本当に難しかった」と嘆き、笑いを誘った。