NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の9日に放送された第21話の平均世帯視聴率が14・5%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。平均個人視聴率は8・1%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は助っ人として参加した料理大会の会場で、「東京に行き、料理人になりたい」と爆弾発言。すっかりその気になってしまう暢子だったが、その頃、比嘉家には暗雲が近づいていた。兄・賢秀(竜星涼)が投資話だと思ったものは、実はだまされていただけと分かってしまった。絶望した賢秀は大荒れに荒れてしまう。そしてその余波は大きく家族にのしかかってくることになる。賢秀はハンバーガーショップで大暴れし、音楽教師・下地(片桐はいり)を巻き込んでしまう。下地は賢秀を訴えると言い出す。