韓国で大ブームとなり日本にも上陸したドラマ「梨泰院クラス」を、竹内涼真(29)主演でリメークするテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(7月スタート、木曜午後9時)に、女優平手友梨奈(20)が出演することが10日、発表された。主演の竹内は、欅坂46時代から平手に注目していたことを明かし、出演決定を歓迎した。

竹内は「平手さんがかつて欅坂46のグループで活動していた時に、『NHK紅白歌合戦』で彼女がセンターで思いっきりパフォーマンスされている姿を僕は見ていたんですが、それが今でも頭から離れなくて! あまりの素晴らしさに思わず拍手してしまいました。『すごい子だな』って思いました」と平手を評価。「実際にお会いすると、とてもシャイな印象で、『僕から話しかけてみよう!』って思いますし、平手さんとこれからいろいろ話をするのが楽しみです」と印象を語った。

竹内は「撮影が始まると役を通して関係を築いていくのですが、それは例えば学校で新学期が始まって時間をかけて打ち解けていくのを短期間にぎゅっとした感じで、お芝居をすると何時間分もの濃密な時間を過ごした関係になるんです」とし、「そこが僕らの仕事の面白いところで。だから絶対にいい仲間になれると思っています!」と平手にメッセージを送った。

平手は、竹内演じる宮部新が店長を務める六本木の居酒屋「二代目みやべ」の店員、麻宮葵(あさみや・あおい)を演じる。クールで自己中な性格でありながら、IQ162で運動神経も抜群、芸術的な才能にも恵まれ、フォロワー76万人を誇るインフルエンサーでもある高校3年生。ただ世の中に嫌気がさし、全てが面倒くさいと感じてたところ、新に出会って恋心を抱き、新の夢をかなえるために、マネジャーとして会社の成長を先導していく。

平手の出演には原作チョ・グァンジン氏の推薦もあったという。すでに出演が発表されている新木優子(28)とダブルヒロインとなる。

オリジナルの「梨泰院クラス」は20年1月から3月に韓国で放送。同月からNetflixで配信されると日本でもブームになった。「梨泰院」では対照的なダブルヒロインによる三角関係で「あなたはスア派?イソ派?」という論争も。「六本木」でも、新木演じる新の初恋の人で巨大外食産業の社員・楠木優香と、平手演じる葵をめぐって「優香派?葵派?」論争が起きるかもしれない。

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