昨年84歳で亡くなった笑福亭仁鶴さんの命日にあたる17日、大阪・なんばグランド花月で、一周忌追善落語会が開かれた。一番弟子の笑福亭仁智(70)とともに、発起人の吉本興業大崎洋会長(69)があいさつ。中学時代に仁鶴さんのラジオを聴き「エロ仁鶴」ファンになり、入社直後に現場マネジャーに就いた。仁鶴さんから「笑いというのは、愛がベースにないと成立せえへん」と言われ、その言葉は「今も忘れない」と語った。公演は無料招待客約800人が集まったが、盛況ぶりに「来年は有料でやりましょか」とジョークもまじえて感謝していた。