お笑いコンビ、TKOの木下隆行(51)が26日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。“ペットボトル事件”の被害者である元オジンオズボーンの篠宮暁(40)と対談し、騒動を振り返った。

木下は後輩芸人にペットボトルを投げるなどしたとのパワハラ疑惑を報じられ、その被害者が篠宮だった。篠宮は「木下さんと会うことはない、仲良くなることはない、木下さんのYouTubeに出ることは絶対にないと思ってた」としつつ、心境の変化について聞かれると「つっかえてたものが1個取れると、もう全然オッケーみたいな」と答え、木下は「YouTube出てくれてありがとう。こうやって話せる機会をつくってくれたのは篠宮の寛大な気持ちがないと100%無理やった」と感謝した。

当時、2人の不仲がささやかれたが、“事件”の当日は一緒に食事をしていたという。かねてTKOに世話になっていたという篠宮は「ほんまに嫌いやったら、その当日、木下さん飯誘ってくれてないし、僕も行ってないですから」と、良好な先輩後輩関係だったと強調した。

ペットボトル事件によって関係は悪化したが、木下が事務所を退所することになった当時について、「表向きは『ざまぁみろ』って言ってると思うんですけど、木下さんが退所しはるって時にはすっごいフラットに見てました。『そうなんや、辞めはんねや。いろいろあったんやろなぁ』っていう感じでした。そこに対して、ざまぁみろ、みたいなことはないですし、かと言って『頑張ってくださいね』っていうのもない。本当にむちゃくちゃフラットです」と回想した。

木下に対するわだかまりがなくなったきっかけは、木下の相方、木本武宏の投資トラブルだったといい、「あれ、ヤバい。TKOさん見られへんくなっちゃうのかな。TKOさんは見たいし、ずっと居てほしい」と当時の胸中を明かし、「ムカついてた気持ちが一気にぶわーってなくなった」と振り返った。