オランダ・ロッテルダムで行われた「GLORY93」のセミファイナルでGLORYフェザー級(-65キロ)王座戦が行われ、王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(29=タイ)に挑んだ原口健飛(26=FASCINATE FIGHT TEAM)は判定0-5(46-50、46-50、45-49、45-49、45-49)で完敗。過去2敗している最強王者に三度目の正直はならなかった。一方“ペッチ”は8度目の防衛に成功した。
日本国内でのインタビューで、ペッチとの3度目の対決に向けて「今回は前回の試合とはまったく違うファイトスタイルで。前回やったことを一切しないくらいの感じでいこうと思ってるんで。3回目やけど、前回、前々回と違う自分を見せる。もう“ボコボコ作戦”っすよ。とにかく殴り続ける。これだけっすね」と話していた原口は、1Rこそ手数も多く、5人のジャッジも原口の2-3と判定は割れた。
だが2Rに入ると原口はペッチの首相撲からの膝に苦しんだ。前への推進力を止められ、強烈なローキック、パンチも浴びた。原口は最後まで一発逆転KOを狙ったが、王者のうまさの前に攻撃力を封じられ、3度目の対戦でもペッチに決定打を与えることはできなかった。
一方ペッチは8度目の防衛に「オランダ、タイ、世界中のファンのみんな、応援ありがとう! 経験を積んできた健飛は3度目の対戦で、より強く、より速くなっていたけど、自分は完璧に試合をすすめ、楽しんで戦うことができた。8度目の防衛? 毎回、集中して試合に臨んできた。今後もできるだけ王座を防衛し、戦い続けていきたい」と余裕の笑みを浮かべていた。

