リオデジャネイロ・パラリンピック9位の日本が、同6位のオーストラリアを52-44、12年ロンドン・パラリンピック金メダルのカナダを64-53で破って総当たりの1次リーグを3連勝で終え、10日の決勝で2勝1敗のオーストラリアと対戦する。

 オーストラリア戦は第3クオーター(Q)を終えて36-38とリードを許していたが、最終第4Q開始直後から4連続シュートとフリースローで一気に9点を挙げて逆転し、そのまま逃げ切った。ドイツ1部リーグでプレーするプロ選手、香西宏昭(29=ランディル/NO EXCUSE)が両チーム最多の22得点をマークした。

 カナダ戦も第1Qに6点のビハインドを負いながら第3Qに追いつき、第4Qに突き放す逆転勝ちだった。

 日本は8日の初戦でドイツを65-60で破っていた。カナダは1勝2敗、ドイツは3敗で1次リーグを終えた。