世界ランキング10位の日本は、同6位のベルギーに84-76で競り勝った。前半43-42と1点リードで折り返した日本は、第3クオーターを終えて65-65の同点と接戦を展開。第4Q序盤に三好南穂(トヨタ自動車)の連続3点シュートでリードを奪い、振り切った。 三好はこの試合を通じて8本中5本の3点シュートを成功させ、チーム最多17得点をマーク。「チームメートがノーマークにしてくれた。その上でパスを出してもらい、あとは決めるだけだった」と話した。

司令塔の町田瑠唯が10得点10アシストのダブルダブルをマーク。18年W杯4強で、今回の五輪でも上位進出を目指す強敵に競り勝ち、「ランキング上位のチームと戦い、勝てたことは、今のチームにとって自信になる」とうなずいた。

26日には世界ランキング23位のプエルトリコと、本番前の最後の強化試合を行う。【奥岡幹浩】