競泳東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が、公式HPに高校時代の思い出を掲載した。「全国高体連ジャーナル第41号」に掲載されたもので、東京・淑徳巣鴨高から日大に進学した21歳が、現役高校生へのメッセージを届けた。

池江は高1の16年リオデジャネイロ五輪に初出場。その後はタイムが伸びなかったこと、18年に練習を楽しいと感じて強くなれたことを記した。そして白血病による入院生活をへて、退院した19年12月の復帰後に、思うような結果が出ない時に18年の気持ちを思い出したことをつづっている。

その上で高校生に向けて「今を全力で楽しんで、できることを思い切りやることが大事だと思います。がむしゃらに動いて結果がよくなかったとしても、やってきたことに意味がないものはないと信じています」とエールを送っていた。