競泳で大橋悠依(25)らを育てた平井伯昌氏(58)が、日本代表ヘッドコーチ(HC)を退任する意向を示した。2日、関係者が明かした。

平井氏は08年北京五輪後に就任して、競泳陣の活躍を支えた。15年から競泳委員長も兼務していたが、同職は今年6月に退任していた。1日には「東洋大の自分の担当選手をしっかりやるということに1度戻りたい」と話していた。HCの任命は、同委員会(梅原孝之委員長)の専権事項で、今後は24年パリ五輪に向けた体制作りに入る。